タミヤ製品

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プラスチックモデル

ミリタリーミニチュアシリーズ

ミリタリーミニチュアシリーズ(MM)で採用されている1/35というスケールは、もともと「パンサータンク」を開発した際、モーターライズ用の電池ボックスやギヤボックスを組み込むために偶然発生したもので、後にこれに合わせて1/35戦車シリーズが展開され、MMシリーズに引き継がれ一般化したものである。

タミヤが1/35戦車シリーズを展開し始めた当初は、このクラスの戦車模型には標準的なスケールは存在せず、日本国外のメーカーがそれぞれ1 /32〜1/40スケールでシリーズを展開していた。その後、タミヤが製品群を増やし、組み立てやすさと完成後の姿の良さ、そして部品精度の良さといった 理由で好評を得るに従い、このスケールが世界でも受け入れられていった。

ディスプレイ専用のMMシリーズは、当初は1/35戦車シリーズに添えるアクセサリーとして兵士や砲、小型車両のキットを出すだけのものだったが、 モーターライズせずにディスプレイ専用に組み立てる方が戦車模型趣味の主流となるにつれ、通常の戦車もこちらのシリーズで発売されることになった。しかし その後もしばらくは、MMシリーズで出る戦車と1/35戦車シリーズで出る戦車は基本的に同一キットで、単にギアボックス等のパーツが同梱されているか否 かの差であることが多かった。ただし、モーターライズを前提に設計されていながら、MMシリーズで発売されたのみで戦車シリーズでは出されなかったキット もある。

戦車キットに限らず、製品によっては完成後の見栄えを良くするためのデフォルメも加えられている。2004年からは新たに1/48スケールのシリーズを開始、大戦物アイテムをリリースしている。

2000年代に入ってタイガーI初期型から始まる1/16フルオペレーションRC戦車シリーズをラインナップ。1/16ビッグタンクシリーズと金型 を共有してはいるがキットサイズが大きい事もあって、プロポーションを崩すことなくRCメカを組み込むことに成功している。また同シリーズは見た目と同時 に音、動き、発光にもリアルさを求めており、エンジン音等現存する実車からサンプリングされている。大戦中のドイツ戦車はすべてフランスのソミュール戦車 博物館に現存するキングタイガーからサンプリングされたエンジン音を共用している。

ウォーターラインシリーズ

ウォーターラインシリーズは1/700という小さな製品であるが、同社の技術力が遺憾なく発揮されていた。ウオーターラインシリーズの殆どのボックスアートを艦船に造詣の深い上田毅八郎が手がけている。

代表的なプラスチックモデル

  • スポーツカーシリーズ
  • グランプリコレクション
  • オートバイシリーズ
  • ミニジェットシリーズ(2004年からコンバットプレーンシリーズとして一部を再発売)
  • ウォーバードコレクション
  • 傑作機シリーズ

年度別歴代・代表作モデル年表

  • 1960年 - 1/800 戦艦大和 - タミヤプラモデル進出第一弾。半年後同金型の戦艦武蔵発売。
  • 1961年 - 1/35 パンサータンク - 戦車模型第一弾。人気イラストレーター小松崎茂による箱絵の迫力もあり大ヒット。
  • 1967年 - 1/12 ホンダF-1 - 実車取材を元に精密な再現で「技術のタミヤ」を印象付ける成功作。
  • 1968年 - 1/35 ドイツ戦車兵セット - MMシリーズ第一弾。
  • 1972年 - 1/35 88ミリ砲Flak36/37 - ジオラマ情景模型向けにタミヤが発売し大きな反響があった意欲作。
  • 1976年 - 1/12 ポルシェ934 - 実車ポルシェ911をタミヤ自身で購入し分解、参考にしてまで作り上げた。その後ボディ等一部金型を流用したRCカーが大ヒットした。
  • 1986年 - ホットショットJr. - レーサーミニ四駆の第一号。ミニ四駆ブームへ繋がるヒット作。
  • 1989年 - 1/35 タイガーI後期生産型 - 完全新金型で発売。過去にMMシリーズを作った購買層を呼び戻す起爆剤に。
  • 2006年 - ポルシェ934ターボRSR 30周年記念モデル - タミヤRCカーシリーズ発売30周年を記念した特別仕様モデル。

RCモデル(ラジオコントロールモデル)

タミヤは1974年に電動RCモデルの第一弾としてM4シャーマン戦車を発売しラジコン市場に参入。当初はドイツのマンモス戦車・マウスをRC化する予定だったが、「マウスよりもシャーマンの方がRCに向いている」という同社の滝文人の進言によりシャーマンに変更されたという。

1976年、電動RCカーの第一弾として「ポルシェ934ター ボRSR」を発売したところ、これが初年度に約10万台を売り上げる大ヒットとなる。以後タミヤでは継続してRCカーをリリースし、登場してから30年以 上を経た現在では日本国内・国外RC市場で販売され、現在のタミヤの成長を支える大きな収益源の一つにまで成長した。国内外で高いシェアを持つ為、RC カー競技のレギュレーションはタミヤの製品が基準となることが多々あり、RS540サイズモーター、1/12オンロードカー、1/10ツーリングカー等が それに該当する。日本国内のストックモーターのレギュレーションにおける巻き数23T・メタル軸受けという基準も、タミヤスポーツチューンモーターのス ペックを基準にしている。

これまで発売されてきたRCカーで培った技術、経験を生かした「RCカー30周年」を記念したモデルを2006年12月に限定発売した。タミヤラジコン開発史の1ページを飾った「ポルシェターボRSR934レーシング」を現在のタミヤ技術を集めたフラッグシップモデルとして新規に開発。

かつてRCヨットやRCモーターグライダーをリリースしていた時期があったが、基本的には地上RCのみラインナップを揃えており、航空機や船舶の RCモデルは現時点では存在しない。一方、1/16フルオペレーションRC戦車、1/35RC戦車のラインナップが充実している。

タミヤ製RCカーは電動式が圧倒的に多く、エンジンカーは1/10ナイトロフォースやXB-Gシリーズがあり、かつては1/8スケールもあった。 1990年代にはイタリアBMT社のGPレーシングカーの輸入代理店業務を行っていたが、BMT社の業績悪化などから現在では輸入されていない。

なお、RCカーの世界では京商とは常にライバル関係にあり、京商ミニッツシリーズに対してはタムテックギアで対抗している。こちらは田宮模型時代の過去モデルを小型化したボディが採用されることが多く、過去これらで遊んでいたファンが所有することが多い。近年では1980年代に一世を風靡したホーネットやグラスホッパー、マイティフロッグ、ホットショットが再発売された。

詳細は「タミヤのRC製品一覧」を参照

ミニ四駆

主な歴代ミニ四駆

  • フォード・レインジャー4×4(1982年7月13日:ミニ四駆)初代ミニ四駆、シボレー・ピックアップ4×4と同時発売
  • ホンダシティターボ(1984年2月25日:コミカルミニ四駆)最初のコミカルミニ四駆
  • ホットショットJr.(1986年6月16日:レーサーミニ四駆)初代レーサーミニ四駆
  • アバンテJr.(1988年12月15日:レーサーミニ四駆)本格的レース用ミニ四駆として初登場、名車と言われている
  • マグナムセイバー(1994年9月7日:フルカウルミニ四駆)初代フルカウルミニ四駆、ソニックセイバーと同時発売
  • ナイトロサンダー(2005年11月18日:ミニ四駆PRO)初代ミニ四駆PRO、ナイトロフォースと同時発売。組み立てキットの他、はじめて完成品も販売された。
  • バイソンマグナム(2007年11月23日:ミニ四駆PRO)こしたてつひろがデザインを手掛けたミニ四駆25周年記念モデル、ロデオソニックと同時発売
ケイブとの業務提携

2005年3月、ゲーム製作会社のケイブと業務提携し、同年6月より携帯電話向けコンテンツを展開。同年11月のミニ四駆PRO発売に合わせ、10月よりミニ四駆情報サイト「ミニ四駆オンライン」を開設するとともにオンラインゲーム「ミニ四駆オンラインレーサー」を発表。当初は2006年春のサービス開始予定だったが、開発の大幅な遅延のため2007年4月20日より体験版の配信を開始、同年10月31日よりベータテストを開始。2010年3月24日に正式サービスを開始した。2006年1月31日にはミニ四駆に関するビジネスを展開する子会社「ミニ四駆ネットワークス株式会社」をケイブと共同出資で設立、同年7月にはミニ四駆に特化したSNS「ミニヨンクラブ」のサービスを開始。

工作キット

楽しい工作シリーズのような、工作少年が様々な動く玩具・模型を作るための部品や、あるいは簡単なロボットを作るためのキットを発売している。この中には往年のマブチモーター人気商品の水中モーターの継続商品も含まれている。

ダイキャスト製ミニカー

1996年 - 1997年の2年間に、1/43スケールのダイキャスト製ミニカーを展開していた。これは主に日産が1990年代に行ったル・マン24時間レースの参戦に 沿った企画である。タミヤは日産チームへのスポンサードを行っていた。一部の商品はバリエーション違いとしてJGTCの各チームの仕様も登場した。この時 のミニカーの台座とMMP社の初期のミニカーの台座が一緒である。

スカイラインGT-R(R33)

  • Clarion nismo GT-R LM No.23(1996年ル・マン参戦車)
  • Calsonic skyline GT-R No.1(1996年JGTC仕様)
  • UNISIA JECS Skyline GT-R NO.3(1996年JGTC仕様)
  • KURE SKYLINE GT-R No.556(1996年JGTC仕様)

※この1996年のJGTCのスカイラインはEBBROからモデル化されていないので希少価値が高い。

R390GT-1

  • ロードカー(市販予定車)仕様
  • No.21 M.ブランドル/W.テイラー/J.ミューラー組
  • No.22 鈴木亜久里/R.パトレーゼ/E.ヴェンテポール組
  • No.23 星野一義/影山正彦/E.コマス組

※ちなみにR390GT1は2008年に京商からタミヤにないテスト仕様を含め、1/43、1/64の2つのスケールでリリースされている。

2004年には『コレクターズクラブ』というシリーズで1/64サイズのミニカーがリリースされた。

以下の商品がリリースされた。

  • CALSONIC SKYLINE GT-R(2003)
  • TAKATA DOME NSX-GT(2003)
  • au CERUMO SUPRA-GT(2003)
  • DAISHIN SILVIA S15(2003)
  • RECLESS MR-S(2003)
  • XANAVI NISMO GT-R(2003)
  • ESSO ULTRON SUPRA-GT(2003)
  • RAYBRIG NSX-GT(2003)
  • SIGMATEC CELICA(2003)
  • WEDS SPORTS CELICA(2003)
  • ASUPARA DRINK RE-AMAMIYA RX-7(2003)
  • Mobil1 NSX(2003)

GTシリーズはその後も作られる予定だったが、諸事情によってお蔵入りになった。

また同シリーズ第3弾として国産市販車のミニカーが発売された。

  • 日産フェアレディZ(Z33)
  • ユーノスロードスター(初代)
  • 日産スカイラインGT-R(R34)
  • ホンダS2000
  • トヨタスープラ(2代目)
  • 日産スカイラインGT-R(R32)

ダイキャスト製のコレクターズクラブスペシャルも展開している。

  • フェラーリF50
  • ホンダRA272
  • フェラーリ・エンツォ
  • ポルシェ・カレラGT
  • ホンダCB750 レーシング
  • フェラーリ288 GTO

模型用塗料

タミヤでは1970年代初めからアメリカのパクトラ社と提携し、同社の模型用エナメル塗料をパクトラタミヤとして国内販売していたが、1984年に提携を解消した後は国産のエナメル塗料をタミヤカラーとして引き続き販売している。また、1981年には水溶性のアクリル塗料を発売している。これらはパクトラタミヤの色番号を継承しており、航空機、艦船、軍用車両等の専用色が充実している。さらに、ラッカー系のスプレー塗料や、ラジコンカーのボディ等のポリカーボネート用の塗料も発売されており、ビン入りのラッカー系を除き、模型用塗料のほぼ全てのタイプが揃えられている。

刊行物

自社製品に関する情報誌として「タミヤニュース」を月1回発行している。1967年創 刊で当初は隔月刊で、臨時増刊号も発行された。長らく一部50円で、のちに100円に値上げされた。独特の細長い判型は、定形郵便物として発送するために 封筒に合わせたものである。新製品、模型店、模型クラブの紹介記事のほか、模型改造の記事、有名・無名の模型愛好家の記事などがある。姉妹誌として、ミニ四駆やダンガンレーサーの記事を中心に扱うフリーペーパーの「タミヤ・ジュニアニュース」がある。かつては模型店で20円で販売されていたが、現在はタミヤのサイトからPDF形式ファイルでダウンロード可能である。

その他、模型に関連する刊行物として、自社で行った人形改造コンテスト、情景写真コンテストなどの結果発表用の冊子を発行している。

注目トピック